ママになると、学校でのママ友関係、ご近所付き合い、職場での人間関係、PTA・保護者会の人間関係など、様々な場面で人と関わる機会が増えます。
私は人付き合いが苦手なママですが、自分を客観視する中で「私が人付き合いを苦手に感じる原因はこれだから、これをやらないようにしよう!」と決めたことが⑤つあります。
それは、①マイナスな言葉を使わない ②自ら崖を下ったり、相手を悪者にしない ③自分を隠そうとしない ④他のママと比べない ⑤なんとなく嫌だな~をやめる です。
この⑤つをやらないと決めただけで、人付き合いがラクになったと実感しています。
私と同じように自分のことを「人付き合いが苦手」「人間関係をうまく築けない」と感じているママさんは、是非参考にしてみてください。
ママになると、様々な場面で人と関わる機会が増える
子育てが始まると、今までよりも様々な場面で人と関わる機会が増えます。
一覧にまとめました。
- 幼稚園/保育園や学校のママ友関係
- ご近所
- 幼稚園/保育園の保護者会
- 学校のPTA
- 地区のPTA
- 子どもの習い事の保護者会
- PTAや保護者会の役員
- 職場
今までは職場の人間関係だけだったのが、特に子どもが最高学年になると、PTAや保護者会「役員」の順番が回って来る場合があり、本当にたくさんの方と関わる機会が増えます。
私は人付き合いが苦手なママですが、「私が人付き合いを苦手に感じる原因はこれだから、これをやらないようにしよう!」と決めたことが⑤つあります。
- マイナスな言葉を使わない
- 自ら崖を下ったり、相手を悪者にしない
- 自分を隠そうとしない
- 他のママと比べない
- なんとなく嫌だな~をやめる
この⑤つをやらないと決めただけで、人付き合いがラクになったと実感しています。
それでは、具体的な実践方法をどうぞ!
①マイナスな言葉を使わない→「プラスの言葉を意識して使う」
まず、人付き合いどうこうの前に、私自身のネガティブな発想・発言に結び付く「マイナスな言葉」を使うことをやめるよう意識しました。
ネガティブ思考は、人間関係を良好に築くことができません。
「人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと 大和書房 著者:金光サリィ氏」の本にこのように書かれています。
「どうせ私にはムリ」「難しい」「わからない」「できない」「だって仕方がない」そんな言葉を使っていると、どんなにいい情報が入って来ても、全てをマイナスの情報にしてしまう。
まずは、自分のフィルターをプラスにするために、言葉をプラスにすること。他人への言葉だけじゃなく、自分の頭の中の言葉もね。
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フィルターがプラスになっていれば、マイナスな情報をもプラスにして取り入れることができるようになる。少しずつ、そこを目指していこう。
※引用元:「人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと」 大和書房 著者:金光サリィ氏より一部抜粋
ネガティブ思考な私でも、プラスの言葉を使ったりハッピーな内容の音楽や映像を見聞きするだけで、少しずつ自分のフィルターをプラスにしていくことができましたよ。
具体的に私が意識した言葉は、次にような言葉です。
意識すると、自分がいかにマイナスな言葉を使っていたのかが分かりました。
特に私は「すみません」とすぐに言ってしまう癖があります。
それは、「場所をゆずってもらった時」など、相手のご厚意を受けた場面でも同様にです。
「ありがとう」の言葉を受けた方が、相手も自分も自然と笑顔になります。
言葉のクセは思考のクセと結び付くので、今すぐにでも取り入れてみましょう!
②自ら崖を下ったり、相手を悪者にしない→「勝手な妄想をせず、相手に矢印を向ける」
自ら崖を下るとは、物事や人を否定的に捉え、悪い方向に決めつけ、勝手に落ち込んでいくことを指します。
私は自ら崖を下っている人間でした。
・あのママは人のウワサ話ばかりしている、、
・あのママは私のことを苦手に感じている、、
このように思っていると、どうしても態度に現れてしまいます。
- 相手を避ける
- 普通に話せない
- 顔に出る
自ら崖を下って、「被害者」となっていた以前の私は、悪気なくこのような態度を取っていました。
相手を嫌いな訳でもなく、嫌がらせとも思っていません。
ただただ、自分に自信がないからそうなってしまうんですね~。
「被害者」に陥ってしまった時は、相手に矢印を向ける
「自分、崖下ってるな~」と感じている場合は、まず相手を悪者にして勝手な妄想をするのをやめましょう。
そして、自分に向いている矢印を相手に向けます。
相手に矢印を向けると、自分本位な考えから、「相手を尊重する」考えにシフトチェンジできますよ。
・この人はこういう人なんだな!
・この人は今は、こう思うんだな
・色々な考えがあっていいよね
・みんなそれぞれ頑張ってるよね、お疲れさま~
人それぞれ多様な価値観があって当たり前です。
そして価値観は、自分も含めその人が今置かれている状況や環境によって日々変化していきます。
ママたちは皆、自分のことや家族のことで一生懸命で、他人のことなんて考えている余裕などありません。
周りにいるたくさんのママさんに、敬意を持って思いやりの矢印を向けてあげてくださいね。
③自分を隠そうとしない→「ありのままの自分を見せる」
「人付き合いが苦手」の根本にある「自信のなさ」は、勝手に自分の価値を下げてしまいます。
すると、何者でもない自分を隠そうと、自分を大きく見せようとする思考になってしまいます。
これは一人で空回りする要因で、相手にモヤモヤ感を与えるのでやめましょう。
自分では思っていなくても、「プライドが高い」「優位に立とうとしている」「見下している」と受け取られてしまいます。
私は、他人に自慢できるような肩書きはありませんが、自分を大きく見せず、ありのままの自分で誰にでも丁寧に同じ態度を取っていたら、以前よりも人に好かれるようになりました。
「ありのままの自分を見せる」とは、次のようなことです。
- 自分の弱みも見せる
- 分からないことは分からないと正直に言う
- 誰でもできることもあれば、できないこともあって当たり前と思う
- 自分に非がある時は素直に謝る
- 無用なプライドは捨てる
弱みがあった方が人間臭さがあって好感が持てるし、素直で正直でいる人の方が信頼されます。
自分を隠そうとしないで大丈夫ですよ。
肩の力を抜いて、気負わずに人との関りを楽しみましょう!
④他のママと比べない→「相手を認め、尊重する」
自分と他のママを比べると、人付き合いにおいて感情が邪魔をする場合があります。
手っ取り早く他のママと比べなくなる方法は、相手を認めることです。
具体的には、相手の頑張りや能力を認め、やり方を尊重し、「頑張ってるね」「ここがすごいね」「このやり方教えて!」と、言葉にして褒めたり頼ってみることです。
そうすることで劣等感や悔しさ、焦りが和らぎ、自分と相手を分けて考える余裕がでてきますよ。
こういった言葉を発信すると、人付き合いにおける好循環も生まれやすいので、是非試してみてください。
日記をつけると、自分を客観視できメンタルが調う
「それでも他のママと比べて落ち込んでしまう、、、」という場合は、自分を客観視できていない場合が多いので、日記をつけることをおすすめします。
私は日記をつけ時に見返すことで、自分と他人を分けて考えるクセがつき、必要以上に落ち込むことが減りました。
・あのママさんのああいう所がすごいな。でも、私には出来ないかもな。
・人間関係ってあのママさん位、良い意味で適当で良いのかもな。参考にしよう。
日記をつけることで自分の成長を実感し、メンタルの安定に繋がるので是非試してみてくださいね。
⑤なんとなく嫌だな~をやめる→「目的を明確にする」
「なんとなく嫌だな~」は、余計なことを考えているから出てくる感情です。
・懇談会で発言を求められるかもしれないな、、、
・タイミングよくママたちの輪に入れるかな、、、
・苦手なママと顔を合わせなきゃいけないな、、、
以前の私は、子どもの参観日でも、子どもの成長した姿を見に行くという本来の目的からずれ、このように余計なことばかり考えていました。
その場へ行く目的を明確にして、その目的を達成するために行くと思えば、余計な不安から来る「なんとなく嫌だな~」がなくなっていきますよ。
- 私は懇談会で先生の話を聞いて勉強する!
- 授業参観で息子の授業中の様子を見に行く!
- 子どもたちに喜んでもらうためにPTA行事に参加する!
- 発表会で子どもの成長した姿を見に行く!
懇談会などにおいて発言する場面があると予想される場合は、少し考えをノートなどにまとめておくと、いざそうなった場合でも少しは気持ちに余裕を持って対応できるかと思います。
しかし、仕事でそういった場面が少ない方などは慣れていなくて当たり前なので、あまり気にしなくても大丈夫です。
③の、自分を隠そうとしない→「ありのままの自分を見せる」でいいということです。
下手に「良いことを言おう!」と気負う方が空回るするので、簡単に一言で済ませたり、「慣れていないので緊張していますが^^」と前置きすればOKです。
さいごに
私のように人付き合いが苦手なママでも、ひとまず他人に対する思いやりと感謝の気持ちがあれば人間関係は円滑に回ると思います。
私は不器用人間が故に、そんなこともできず、たくさん空回りして失敗してきました。
人間関係においても、知識の習得は必須で、私はただの勉強不足だったとも言えます。
そんな私も、①マイナスな言葉を使わない ②自ら崖を下ったり、相手を悪者にしない ③自分を隠そうとしない ④他のママと比べない ⑤なんとなく嫌だな~をやめる を実践する中で人付き合いがラクになったと実感しています。
同じような悩みを抱える方は、是非試してみてくださいね。
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