【恐れ入ります】は、相手に対して感謝や敬意を表したり、物事を依頼する際に用いる表現で、「申し訳ない」「恐縮する」意味合いが込められています。
「おそれいります」と読みます。
謙虚な姿勢で感謝を伝える際や、相手に頼みにくいことを依頼したり何かを尋ねる際など、ビジネスシーンや接客業でよく使われる表現です。
それでは、【恐れ入ります】の意味や使用例を、サクッと学んでいきましょう!
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【恐れ入ります】の意味

【恐れ入ります】は、相手に対して感謝や敬意を表したり、物事を依頼する際に用いる表現で、「申し訳ない」「恐縮する」意味合いが込められています。
「おそれいります」と読み、「ありがとうございます」や「すみません」という表現よりも丁寧な印象を与えます。
【恐れ入ります】はどんな時に使うの?使用例も紹介

【恐れ入ります】は、謙虚な姿勢で感謝を伝える際や、相手に頼みにくいことを依頼したり何かを尋ねる際など、ビジネスでよく使われる表現です。
具体的にはこのような場面です↓
- 自分に関わることで、手間をかけてくれたことへの感謝を伝える
- 相手に何かを尋ねる際
- 相手に頼みにくいことを頼む際
- 質問したい際
- 目上の人にお褒めの言葉をいただいた際、謙遜と感謝の意を込めて
それでは、様々なシチュエーションに合わせた【恐れ入ります】の使用例を見ていきましょう。
①「手間をかけてくれたことへの感謝を伝える場面」の使用例
感謝を伝える場面における、【恐れ入ります】を用いた具体的な使用例をご紹介します。
- 「恐れ入ります、お忙しい中ご対応いただきありがとうございました。」
- (お茶を出していただいた際)→「恐れ入ります。」
②「相手に何かを尋ねる際」の使用例
- 「恐れ入りますが、お名前をお聞かせ願えますでしょうか。」
- 「恐れいりますが、○○様はいらっしゃいますか。」
③「相手に頼みにくいことを頼む際」の使用例
- 「恐れ入りますが、~をしていただけますでしょうか。」
- 「恐れ入りますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。」
④「質問したい際」の使用例
- 「恐れ入りますが、こちらに関して質問させていただいてもよろしいですか。」
⑤「目上の人にお褒めの言葉をいただいた際、謙遜と感謝の意を込めて」の使用例
- (今回の企画書、よくまとめられていたね)→「恐れ入ります。」
【恐れ入ります】を使う際のポイント

【恐れ入ります】を使う際のポイントは、感謝や恐縮の気持ちが伝わる、適度な頻度で使うということです。
必要以上に使うと、かえって不自然に聞こえることがあるので注意しましょう。
さいごに
「恐れ入ります」は、ビジネスやフォーマルな場面で使える便利な表現です。
感謝、恐縮、依頼の場面で適切に使い分けることで、より丁寧なコミュニケーションが可能になります。
また、使う際には適切な場面や相手の立場を考え、過剰に使いすぎないように注意しましょう。
参考になれば幸いです^^
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