パスポート写真「美肌補正機能」は使わないのが無難!実際に指摘された3カ所はここ!

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パスポート写真は証明写真機でOK!ただし、補正機能は使わないのが無難

先日、十数年ぶりにパスポートを取得しにいきました。

パスポートの写真は、写真店で撮影したものでなくても、「証明写真機」で撮影したもので問題ありません。

しかし、戸惑ったのが、プリクラのような「補正機能」…

「美肌くらいならいいか!」と思い、美肌補正機能を使って撮影したものを持参したのですが、問題なく使えたものの「次回からは、通常モードの撮影でお願いします。」と注意を受ける結果となってしまいました。(具体的に指摘された3カ所も詳しく紹介します。)

パスポートの写真を撮影する際は「通常モード」で撮影するのが間違いありません!

これから「証明写真機」でパスポートの写真を撮る予定の方は、私の体験談を参考にしてください。

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パスポートの写真は、証明写真機でOK!

写真AC:証明写真機内部
▲写真AC:証明写真機内部

パスポートの写真は、写真店で撮影したものでなくても、「証明写真機」で撮影したもので問題ありません。

「パスポート用」を選択し、機械の案内通りに進めれば、勝手にサイズに適した写真に仕上げてくれます。

ただし、「美肌補正機能」は使わず、「通常タイプ」で撮影した方が間違いありません。

証明写真機の選択モード
▲補正機能は使わず、「レギュラー」で撮影しましょう

というのも、外務省ホームページの「パスポートの写真」に関する部分にこのように記載されているからです。

旅券は海外において唯一の身分証明書であり、旅券用写真は本人確認を行う上で非常に重要です。

渡航者は、不適当な写真を用いた場合には、出入国の際に不利益を被る可能性があります。

また、渡航先国によっては、入国審査等の際に、顔認証技術を用いて渡航者の本人確認を行うこともあります。

※引用元:外務省ホームページ「パスポート申請用の写真について」より抜粋

美肌補正機能を使うと、やはり顔の印象が少なからず変わってしまいます。

実際に私も「美肌補正機能」を使った証明写真を持参したら、注意を受けてしまいました。

私が注意を受けた内容を参考にしてください。

「美肌補正機能」は使わないのが無難。指摘された3カ所はここ!

パスポート用証明写真「補正機能」使用
▲パスポート用証明写真「補正機能」使用

証明写真機で撮影した際、「美肌補正機能」を使ったものを見て、すぐにこのように言われてしまいました。

窓口担当者

こちらの写真は、美肌などの補正機能を使われていますか?

はい!一瞬で指摘されてしまいました、、、笑

正直に「使いました。」と答えましたが、実際の所、私も出来上がった証明写真を見てこのように思っていました。

ハルニレ

証明写真けっこう明るいな~。大丈夫かな?

実際に指摘された具体的な箇所、3箇所を紹介します。

①ほくろが光で飛んで、小さく見えてしまう

正面から見た時に、ほっぺの部分にほくろがあるのですが、光で飛んでしまって、実際よりの小さく見えるとのことでした。

窓口担当者

まぁ、でもほくろはしっかり写っているので今回は大丈夫です。

と言っていただけましたが、小さなスコープのようなもので、証明写真を何度もチェックしていました。

②あごの辺りが、シャープに見える

右側のあごの辺りの輪郭が光で飛んで、シャープに見えるとのことでした。

窓口担当者

こちら側(右)のあごが、少しシャープになった感じに見えますね。

こちらも見逃してもらえましたが、何度も確認をしていました。

③本人と見比べて、明らかに美肌(口には出さなかったけど…)

窓口担当の方も、口には出しませんでしたが、写真を本人を見比べて、明らかに美肌だと感じたことと思います。

実際に「美肌補正機能」を使った証明写真は、確かに明るかったです。

肌のくすみや、テカリなども光で飛んでいるので、見た目の印象とも異なってしまいますよね…

窓口担当者

今回はいいですが、次回からは通常モードの撮影でお願いいたします。

とのことでした。

パスポートの写真は補正機能を使わず、通常モードで撮影した方が良いことを覚えておきましょう。

パスポートに適した写真とは?

証明写真機に記載された案内
▲証明写真機に記載された案内

パスポートに適した写真とは、国際規格があるので、その規格に従ったものになります。

国際規格に従うものとは、次の通りです。

国際規格に従った「適当な写真」
  • 申請者(請求者)本人のみが正面を向いて撮影されたもの
  • 申請日から6か月以内に撮影されたもの
  • 縁なしで規定の寸法を満たすもの
  • 無帽であること
  • 背景がないもの(※影やグラデーションも不可)
  • 輪郭が露出しているもの(※髪の毛、衣類や装飾品等で顔の輪郭が隠れていない)
  • 写真裏面に申請者(請求者)の氏名が記入されたもの
  • 目の周辺が下記条件に満たすもの
  • 【目の周辺の条件】
  • 目の周辺に、髪の毛、マスク、眼鏡、つけまつげ、まつげエクステ等の一部、或いはその影が入ってこないようにすること。(※カラーコンタクトも装着不可)
  • ※参照元:外務省ホームページ「パスポート申請用写真の規格」より

もっと細かな説明も付け足します。

「不適当な写真」服装・装飾品等
  • 帽子やヘアバンドなどで頭部が隠れているもの
  • 飾りのついたヘアピンなどで顔が隠れているもの
  • かつら(ウィッグ)などで実際の用紙や雰囲気と変わるもの
  • タートルネックやパーカーフードで首を覆うもの
  • 髪の毛で顔の輪郭が隠れるもの
  • 髪が目にかかっているもの
  • メガネを外した顔写真を推奨
「不適当な写真」顔の向き・表情・目等
  • 顔が傾いているもの
  • 横を向いているもの
  • 口角を上げているもの
  • 位置が片寄っているもの
  • カラーコンタクトを装着したもの
「不適当な写真」影
  • 顔や背景に、影が写っているもの

以上のことを気を付ければ、「証明写真機」で撮影したもので問題ありません。

「不適当な写真」の場合は、撮り直しになる場合があります。

背景で気をつけることは?

背景に関しては、機械の方で勝手にパスポートに適したものに設定されています。

なので、撮影に際、次のことに注意すれば影が入る心配はありません。

  • 遮光カーテンをしっかり閉める
  • 荷物の影が入らないよう、しっかり荷物置き場へ置く

全て、BOXの各箇所に案内が出ていますので、心配いりませんよ。

証明写真機と、写真店で撮影してもらう証明写真の違いは?

証明写真機と、写真店で撮影してもらう場合の大きな違いは主に2点あると思います。

「料金」と「適当な写真となるよう、的確な指示を受けられるか」です。

違いをまとめてみました。

証明写真機で撮影した場合
写真店で撮影した場合
  • 相場が1,000円位~
  • 基本的に2回撮影のみ(機械によっては追加で1~2回撮り直し可能)
  • 自分で機械の操作・指定された目線の位置に合わせ椅子の高さ調節する必要がある
  • 事前に自分でパスポートに適当な写真について調べる必要がある
  • 不適当な写真の場合、撮り直しになる場合がある
  • 相場が2,000円位~
  • 撮り直しが可能
  • 撮影にあたり、スタッフから的確なアドバイスがもらえる
  • 事前の下調べの必要がない
  • 不適当な写真になる可能性が低い

料金は約、倍の金額。

身だしなみに関するアドバイスも、機械の場合はそこまで詳細に説明するわけではありませんし、機械操作や椅子の高さも自分で合わせます。

椅子の高さを調節して、目の高さを合わせます
▲椅子の高さを調節して、目の高さを合わせます

私の場合は、特にこだわりもなくサクッと仕上げたかったので、事前に「パスポート用提出写真の規格」について調べ、証明写真機を使用しましたが、ご自身の考えや都合に合わせて、選択するのが適切だと言えそうですね。

証明写真をカットし忘れても、パスポート受付窓口で切ってくれます

証明写真をカットし忘れても、パスポート受付窓口でカットしてくれるので、心配いりませんよ^^

私も、パスポート受付窓口へ行く直前に証明写真機で写真を撮っていったので、ハサミを持ち合わせていませんでした。

化粧ポーチの中に、眉毛カット用のカーブした小さなハサミがあったのでそれで切りましたが、案の定ガタガタに…

窓口担当の方に、このように言われてしまいました。

窓口担当者

こちらの写真、回りがギザギザなので切り直してもいいでしょうか?

切り直してもらったのですが、サイズが若干小さくなってしまった為、もう1枚使用することになりました。

窓口担当者

証明写真はお持ちいただければ、こちらでカットできますよ。

と、窓口担当の方がおっしゃっていたので、もしカットしていなくてもそのまま持っていけば対応してくれますよ。

さいごに

パスポートの写真は、「証明写真機」で撮影したもので問題ありませんが、「美肌補正機能」は使わず、「通常タイプ」で撮影した方が良いことが分かりました。

ただし、適当な写真を撮影するためには、事前に「パスポート用提出写真の規格」について調べる必要があります。

ご自身の考えや都合に合わせて、どちらにするか選択するのが適切だと言えそうですね。

是非、参考にしてくださいね~。

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