戸建住宅で、場所を取らない快適な室内干しスペースを確保するために、我が家は天井や手すりをアレンジして活用しています。
基本的に室内干しがメインなので、室内のあちこちに干すスペースがあると、家事がスムーズでとても気持が良いです。
今回は、そんな我が家の快適な室内干しアイデア3選を、写真付きで紹介していきたいと思います!
「室内干しの際、お布団はどうしてるの?」という疑問にも答えていきますね。
これから戸建住宅を建てる予定の方や、室内で干せる場所を増やしたい方など、室内干しアイデア3選を是非参考にしてみてください。
アイデアその1:「天井直付けタイプの物干し」で干す!
「天井直付けタイプの物干し」とは、天井に直接パーツを設置して使用する室内物干しのことです。
高い位置にあるので、圧迫感がなく、場所を取らずにたくさん干せるところが一番のおすすめポイント!
「天井直付けタイプの物干し」には、2つのタイプがあるのでご紹介します。
【昇降式タイプ】
「昇降式タイプ」は、操作棒で竿の部分の高さを調節することが可能です。
干す時は下げ、使わない時は収納できるので、子どもでも干せますし、収納時は天井と一体化され全く目立ちません。
たくさん干せますが、欲しすぎには要注意です。
天井保護のため、記載された目安重量を守って使用しましょう。
川口技研室内用物干し竿ホスクリーンURM-L-W(取付パーツ付)※「面付」タイプ 価格:19,200円 |
こちら↑は、取り付け部分の写真です。
我が家の場合は、化粧梁の部分に取り付けると、見た目に圧迫感が出てしまうので、梁から少しずらした所を補強してから設置しました。(下地確認済)
我が家のような「梁見せ天井」ではなく下地が隠れた天井の場合は、下地センサーを使い、天井の下地を確認してから取り付ける必要があります。
【スポット型】
「スポット型」は、吊るされた輪っかの部分に、竿を通して使います。
我が家は昇降式タイプを使用しているので、こちらは参考写真です。
3段階で高さ調節ができ、取り外しもワンタッチで手軽にできるそうですよ。
荷重警告も表示されるそうで、安心して使用するための工夫が施されていますね。
室内物干し 室内用ホスクリーン 2本セット [SPC-W] 薄型スタイリッシュ スポット型 標準サイズ 2本1組 460・550・640mm ホワイト 川口技研 あす楽 価格:6,198円 |
こちらも天井の下地を確認してから設置していきます。
アイデアその2:「取り付けパイプ」で干す
天井の化粧梁部分に、物干し竿としてパイプを取り付けました。
写真はリビングですが、同じものを寝室にも2カ所取り付けてあります。
高さ調節はできないので、背伸びをしたり台を使用して干していますが、日々の運動の一環と捉えていますよ。
必要な材料はすべて、ホームセンターで購入しました。
ちなみに、こちらのパイプは少し太めのものをあえて取り付けています。
理由は、ぶら下がってトレーニングするためです!
寝室に取り付けたパイプはもう少し細いものを使っていますが、細めのパイプの方が、ハンガーをかけやすいのでおすすめです。
アイデアその3:「手すり」で干す
2階の木の手すり部分に、物干し竿として、パイプを取り付けました。
バスタオルや、毛布などの大きいものはここに干しています。
実はこのパイプを取り付ける前は、木の手すりに直接洗濯物を干していたのですが、ビックリするような失敗談がありまして…
なんと!木にカビが生えてしまったんです!!!(オイルステインはもちろん塗布してありましたが、厚手の洗濯物が密着されていたことが原因だと思われます)
DIYが得意な主人に相談したら、カビを削り、オイルステインを塗って、写真にようにパイプを取り付けてくれたという流れです。
気付いたときは本当に焦りました…
取り付けや使用する際に気を付けること
快適な室内干しを実現するためには、取り付けや使用する際に気を付けることが幾つかあります。
- 設置する位置を検討してから取り付ける
- 天井ならどこでも設置して良い訳ではない(下地を確認する)
- 取り付けネジでしっかりと固定する
- 天井保護のため記載された荷重目安を守る
- 定期的にネジの緩みなどがないかチェックする
1.設置する位置を検討してから取り付ける
家事(生活)導線や、家具や家電を設置する場所を考慮し、洗濯物を干しても邪魔にならない場所を検討しましょう。
ざっくりとしたイメージだけではなく、洗濯機から移動してみるなど、シミュレーションをするのがおすすめですよ!
また、安全面から暖房器具やベッドの真上になる場所への設置は絶対に避けましょう。
2.天井ならどこでも設置して良い訳ではない(下地を確認する)
下地センサーを使い、天井の下地部分(野縁や化粧梁など)に取り付けます。
石こうボードへの取り付けは、強度が出ず落下の恐れがあり危険なので、必ず確認しましょう。
また、我が家の場合もそうなのですが、傾斜のついた天井には非対応となっています。(本当は2階にも設置したかった…)
必ず水平な場所に設置してくださいね。
3.取り付けネジでしっかりと固定する
下地部分を確認して設置したとしても、取り付けの際、ネジが下地の端っこ付近になってしまう等すると十分な強度が出ない場合があるので、しっかり確認しましょう。
- 場所を決めて印をつける
- 下穴を開ける
- 電動ドライバーでネジを打ち込む(打ち込み過ぎ注意)
- ドライバーで締め付ける
取り付けが不安な場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
4.天井保護のため記載された荷重目安を守る
「天井直付けタイプの物干し」には、大きさやモデルが様々あり、種類によって荷重目安が異なります。
分かりやすいように、荷重警告が表示されるので、荷重目安を守って安全に使用できるよう心掛けたいですね。
5.定期的にネジの緩みなどがないかチェックする
洗濯物を干すと負荷がかかるため、定期的な安全チェックは必ず行いましょう。
我が家はリビングに大きめの「昇降式タイプ」を設置しているので、安全を確保する上で、年末の大掃除の際に必ずチェックするようにしています。
セルフチェックでは心配な場合は、取り付けを依頼した業者に頼むのも良いかもしれませんね。
お布団はどうしてる?
我が家の場合は、折りたたみ式のすのこベッドを使用しているので、定期的にすのこをあげて風を通すようにしています。
そして、花粉の少ない時期は天日干しすることもありますが、普段のお手入れは「布団乾燥機」や「布団クリーナー」を使用。
布団クリーナーはUVランプをあて、たたき出しながら吸引もしてくれるので、室内でもほこりが立たなくて良いですよね。
価格:11,880円 |
さいごに
今回は、戸建住宅で実現する快適な室内干しアイデア3選をご紹介しました!
天井に設置するタイプは、見た目に圧迫感がなく邪魔にならないメリットがありますが、頭上に設置してあるものなので、定期的な点検を必ず行い安全に使用できるよう心掛ける必要があります。
また、今回ご紹介した事例は、DIYが得意な主人と私が取り付けたものですが、心配な場合は無理なく専門業者に依頼するのがおすすめです。
戸建住宅にお住いの方、またこれからお家を建てる予定の方は、是非参考にしてみてくださいね。