小学2年生でそろばんを習い始めちょうど1年が経ったころ、小学3年生の息子がそろばん7級・暗算7級に合格しました。
そして、そろばんを1年続けてきて感じたことは、やはり【算数が得意!】だということです。
個別懇談でも先生から算数に関して褒めてもらい、学校の授業でも本人の自信に繋がるエピソードがあったようなのでご紹介しようと思います。
集中力に関しては、話を最後まで聞けるようになった姿や、1つの物事に長い時間取り組んでいる姿を見て、「集中力がついているな~」と感じる場面が多々ありました。
そろばん効果すごいです!
そろばんを1年続けてきた小学3年生男子の様子を詳しくお伝えしようと思うので、これからお子さんの習い事にそろばんを考えているパパママさんの参考になれば幸いです。
「算数が得意!」そろばんを習い始めて1年経った、小学3年生息子の様子
そろばんを1年続けてきた小学3年生息子の様子は、「算数が得意!」ということが一番大きいと思います。
もともと息子は算数に対して苦手意識がありました。
小学1年生の時の息子の様子はこちらです↓
- クラスの中でも計算が遅い方
- 繰り上がりの計算になると指を使う
- さくらんぼ計算をしていない
- 計算カードをやりたがらない
それが、そろばんを習い始めてからみるみる計算が早く解けるようになっていき、本人も「算数が得意になってきた!」と実感できているようでした。
「算数が得意!」学校でのエピソード紹介
学校から帰ってきた息子が算数の授業であったことを教えてくれました。
今日、算数の授業でかけ算のひっ算があったんだけど、僕、黒板で解く時一番早く解けたんだよ。
おお~、それはすごいね!
クラスのみんなに、なんでそんなに早く理解できるの?って聞かれたから、自分でもなんでだろう?って考えてたら、僕そろばんやってるからこんなに早く解けたのかもね!
そうかもね!そろばん続けてて良かったね^^
自分の中では、「かけ算のひっ算が難しい」という感覚がなかったようで、そろばんを通して算数の力が身についていると実感できた出来事だったようです。
計算に限らず、算数が得意!
息子は計算に限らず、「算数」全般に関してある程度得意な方だと言えます。
一概には言えませんが、そろばんを習い始めて計算に自信がついたことで算数の授業が楽しくなり、算数自体が得意になるという好循環が生まれているのだと見ていて感じます。
算数に対して苦手意識がないだけで、算数の授業を楽しく感じられますよね。
集中力がついてきた!
息子は、以前はとりあえず体を動かすことが好きで、じっとしていられない、飽きるといった姿が目立つ子でした。
家の中でもぐるぐる走り回ったり、落ち着きがなく、ケガをよくしていました。
そんな息子が、話を最後まで聞けるようになった姿や、1つの物事に長い時間取り組んでいる姿を見て「集中力がついているな~」と感じる場面が多々あったのでご紹介します。
そもそも、そろばんをやる際、集中力は必須です。
出題された数字を見て、そろばんの珠を決められた方式で動かさないと、答えにたどり着かないからです。
そろばんが、「集中力を高められた」要因の一つであったという観点で、参考にしてください。
①話を最後までしっかり聞けるようになった
息子は「話を最後までしっかり聞く」ということが苦手で、話の途中で他に気をとられたり、自分なりの解釈のまま聞いたつもりになっている姿がありました。
誰かに何かを教えてもらうことが嫌なのか、勉強でも縄跳びや鉄棒などでも「もう!分かってるよ!」「やってるよ!」と反発する割には出来ていないことが多くありました。
それが、そろばんを始めてから教わったことを素直に聞く姿勢が身についてきたのです。
そろばんは、「なんとなく」では答えにたどり着きません。
そろばんで求められる「正確さ」が、話を最後まで聞く力を高めてくれたのではないかと感じています。
今では、縄跳びや鉄棒の逆上がりも、ポイントをしっかり聞いて教わった通りにやろうとするので、できなかったことがどんどんできるようになり自信に繋がっているようです。
②長い時間集中して物事に取り組む姿
一つの物事に40分から1時間弱、集中して取り組む姿が見られるようになりました。
息子が長い時間取り組んでいる物事の例はこちらです。↓
- お絵描き
- 小さなブロック
- パズル
- 映画を観る
- ゲームやyoutubeに関しては、時間を決めなければいくらでも観ていられると思います、、、
無駄に走り回るということがなくなり、落ち着きが出てきたように思います。
小さなブロックも、説明書を見ながら正確に組み立てないと完成しないようなものなので、長時間集中している姿に驚かされます。
そろばんを習い始めて1年後、小学3年生そろばん7級・暗算7級合格
小学2年生でそろばんを習い始めちょうど1年が経ったころ、小学3年生の息子がそろばん7級・暗算7級に合格しました。
息子が通うそろばん教室は、そろばん15級からスタートします。
一般的に見ても、7級までは比較的スムーズに進級していくそうです。(教室によっては飛び級を取り入れている場所もあります。)
そろばん7級で少し手ごわい「2ケタ×2ケタ」のかけ算
そろばん7級で少し手ごわいのが、「2ケタ×2ケタ」のかけ算です。
「合計4回、最後までしっかり掛ける」所がポイントになります。
【例】「87×56=4872」「15×54=810」
8級では「1ケタ×2ケタ」のかけ算だったので、答えも千の位の大きい数が出てきますね。
【例】「3×54=162」「3×62=78」
ちなみに、そろばん教室によって教え方が違うようですが、息子が通うそろばん教室では次の動画のように教えています。
8級で教わった「1ケタ×2ケタ」のかけ算が基礎になっているので、あまり苦戦することもありませんでした。
暗算7級、珠算式暗算の感覚をつかめてからはスムーズに!
息子は一時、暗算に慣れてきた段階で、頭にそろばんをイメージせず、そのまま数字を見て解いてしまっている時期がありました。
そろばんにおける暗算とは「珠算式暗算」または、「そろばん式暗算」と言い、頭の中でそろばんをイメージして解いていきます。
頭にそろばんをイメージせず、そのまま解いてしまっていた時の詳しい様子はこちら↓
しかし、先生から指摘を受け、息子のペースで頭にそろばんをイメージして暗算していく感覚をつかめてからはスムーズでした。
珠算式暗算7級の合格点数は?
珠算式暗算7級の合格点数は「500満点中400点以上」です。
10級から7級までは同じ問題で、点数によって合格級が決まります。
- 【10級~7級 500点満点】
- 10級合格 250点以上
- 9級合格 300点以上
- 8級合格 350点以上
- 7級合格 400点以上
暗算は、500満点中400点以上で7級合格です。
息子は試験当日も400点以上だったので、無事7級合格となりました。
さいごに
そろばんを1年続けてきた小学3年生の息子は、「算数が得意」「集中力がついた」と、以前に比べ大きな成長が見られました。
様々な要因が合わさって高められた力だと思いますが、その要因の中に「そろばん」が含まれていることは間違いありません。
息子は週に2回のそろばんしか習い事をやっていないので、声を大にして言えます。
今は、そろばんで一つ目の峠と言われている6級の勉強中です。
ハッキリ言って苦戦しています。
引き続き様子を発信していきますので、参考になれば嬉しいです。
そろばんを習い始めたころの様子はこちら↓