小学2年生でそろばんを始め、約半年で9級に合格した息子が、先日8級に合格することができました。
8級では、「みとり算」「かけ算」に加え、新たに「わり算」が含まれます。
無事に合格はしたものの、「34÷2=17」などの「二桁のわり算」でつまずいていたので、今回はその時の様子を詳しく紹介していこうと思います。
そして「暗算」については、、、
そろばんを始めて10か月程経っていますが、未だ検定試験すら受けられていない状況です。
同じ状況のお子さんがいたら、一緒に応援がんばりましょうね~!!!
そろばん8級でわり算開始!小学2年でも問題なく解けた?
そろばん8級では、「みとり算」「かけ算」に加え、新たに「わり算」が含まれます。
小学校で「わり算」を教わるのは、3年生です。
小学2年生の息子がそろばん8級の勉強を始めたタイミングが、「かけ算」を習い途中の段階だったので、私は陰ながらこんな心配をしていました。
「かけ算」を習い途中の段階なのに、「わり算」を理解できるかな…
「かけ算」と「わり算」が、こんがらがってしまわないかな…
確かに最初の内は、「僕、わり算難しいんだよ。」と言っていた息子ですが、習い始めて数回で、あっという間に「わり算」をマスターしてしまいました。
それどころか、われる数を「かけ算」で探っていくので、相乗効果で「かけ算の九九表」も早い段階で完全マスターしていきました。
そろばんの効果、すごーー!!!
1年生の時の、算数に対して苦手意識を持つ息子の姿はなく、担任の先生からもお墨付きをもらえるほど、算数が得意科目に変わっていきました。
そろばんを始めて本当に良かったです。
そろばん8級では、どんな問題でつまずいたの?
息子がつまずいたのは、「93÷3=31」や「34÷2=17」などのような「二桁のわり算」です。
「336÷8=42」や「112÷4=28」のような、「三桁のわり算」は問題なく解けたのですが、「二桁のわり算」になると、教えても理解できませんでした。
例えば「93÷3=31」の場合、「”9”を”3”でわれるね。」
「34÷2=17」の場合、「”2×1=2”で、残りの”14”は”2×7=14”でわれるね。」
と、教えても「分からない~」となっていました。
苦手な「二桁のわり算」8級の検定試験ではどう対処した?
「二桁のわり算」が理解できないまま検定日が近づいてきたので、息子にはこんなアドバイスをしました。
○○、検定の時は「二桁のわり算」飛ばしていいよ!
「二桁のわり算」は10問中2問しか出てこないし、この2問が解けなくても、合格点には届くもん!
最後にチャレンジしてみて、分からなければ空欄で大丈夫だよ。
すると安心したような表情で、
うん!その作戦でいこう!
と答えました^^
「二桁のわり算」は、何回か解いていくうちに分かるようになるから大丈夫だよ。
と伝えると、本人も納得したような表情でした。
「しっかり全問解かなきゃいけない。」と考えていたと思うので、検定に対して気持ちに余裕を持てたと思います。
結局、検定本番でも「二桁のわり算」はできませんでしたが、高得点で合格することができましたよ。
その後、二桁のわり算はマスターできた?
そろばん8級を合格し、今は7級の勉強をしています。
7級のテキストの中には「二桁のわり算」も出てきますが、8級合格後、先生に教わったらすぐに理解できたそうです^^
全問正解したと、喜んで帰ってきました。
7級のテキストが、「二桁のわり算」だけでまとめられていたのも良かったのでしょうか?
いずれにしろ、何問か解いていく中で「二桁のわり算」も理解できたようで良かったです。
暗算はいつから始まった?現在の様子は?
暗算の勉強自体は、そろばん10級を合格した後、9級の勉強と並行して始まりました。
最近では時間を計って、点数も出ていたので、そろそろ検定を受けるタイミングなのかな~と感じていました。
しかし、家で暗算の宿題をやっている際に、私はこんな違和感を感じるのです。
あれ?頭の中でそろばんの珠を動かして解いている訳じゃなくて、数字をイメージして解いちゃってるけどいいのかな?
息子の様子を見ていると、明らかに頭の中でそろばんの珠をイメージできていませんでした。
そもそも、そろばんにおける暗算とは「珠算式暗算」または、「そろばん式暗算」と言い、頭の中でそろばんをイメージして解いていきます。
なので、そろばんの基礎が身についていないとできない技術なんです。
暗算については私も習っていなかったので、私からは特に助言をせず、そのまま様子を見ることにしました。
息子の暗算の現状
先日息子がそろばん教室から帰って来ると、こんなことを言いました。
僕、暗算を頭で考えちゃってるから、しばらく時間を計らないでやるって!
そうなんだね。先生、暗算はどうやってやるように言ってた?
頭の中でそろばんをイメージして、指を動かしてやってって!
そうなんだね。がんばってね!
先生が気付いてくださって良かった~と思いました。
暗算を習い始めた当初は、そろばんをイメージして解くように教わっていたのを、慣れてきた段階で息子が自分のやり易いように、数字をイメージして解いていってしまったのだと思います。
その後の様子は?
今は、時間を計らずに、頭の中でそろばんをイメージして息子のペースで取り組んでいるようです。
「全問正解した!」と嬉しそうにテキストを見せてくれましたよ。
そろばんの基礎がしっかりできているので、スムーズに「珠算式暗算」に切り替えられると感じました。
息子のペースで、引き続きがんばってもらいたいです。
さいごに
そろばん8級では、「みとり算」「かけ算」に加え、新たに「わり算」が含まれます。
まだ学校で「わり算」を教わっていなくても、段階を追ってそろばんを習得していくので、あっという間に「わり算」もマスターしていきました。
それどころか、われる数を「かけ算」で探っていくので、相乗効果で「かけ算の九九表」も早い段階で完全マスターしていきましたよ。
「珠算式暗算」に関しては、少し時間がかかるかもしれませんが、息子のペースでがんばってもらいたいです。
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