【誤ってお札を破いてしまった私の体験談】銀行への問い合わせ~交換手続きまでを詳しく

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誤ってお札を破いてしまった私の体験談【銀行への問い合わせ~交換手続きまで】内容を詳しく!

私は、誤ってお札を真っ二つに破いてしまい、最寄りの地方銀行で交換してもらった経験があります。

「あーー、やってしまった~(゚Д゚;)」

大胆に破いてしまったので気付いた時は焦りましたが、銀行で交換してもらえる情報は頭の片隅にあったので、すぐに最寄りの地方銀行へ電話で問い合わせました。

その時の体験談を基に、電話でのやり取りから手続きの内容、交換可能な破損基準まで、順を追って詳しく紹介していきたいと思います。

破れたお札の交換可能な銀行もまとめたので、参考にしてくださいね。

タップできる目次

誤って破いてしまったお札【銀行への問い合わせ~交換手続きまで】

真っ二つに破いてしまった5000円札
▲香典袋にお札を入れたまま破いてしまい、こんなことに…

誤って破いてしまったお札は、お札の状態にもよりますが、最寄りの銀行で交換してもらうことが可能です

スムーズに交換手続きを行う為にも、まずは銀行へ電話で問い合わせることをおすすめします。

【銀行への問い合わせ~交換の手続きまで】の流れを、私の体験談を基に詳しく紹介していきたいと思います。

STEP
最寄りの銀行へ電話で問い合わせる

実際に電話でやり取りした内容です。

私は、最寄りの地方銀行へ問い合わせました。

ハルニレ

恐れ入ります。お札を破いてしまったのですが、○○銀行さんで交換することは可能でしょうか?

電話担当者

「紙幣の破損」ですね。
はい、承っております。

それでは、紙幣の状態に関して幾つか確認させていただきます。
・破れた部分は紛失していませんか?
・一枚に繋がる状態でしょうか?

ハルニレ

はい。
真っ二つに破いてしまったので、紛失もしていませんし、一枚に繋がる状態です。

電話担当者

かしこまりました。
それでは、窓口で紙幣の状態を確認した上で、両替可能であればそのまま両替いたします。
特に必要な持ち物もございませんので、破れた紙幣をご持参のうえ、ご都合の良い時にお気をつけてお越しください。

以上が電話での内容です。

「交換」ではなく「両替」扱いになるんですね

STEP
銀行窓口で両替手続きを行う

後日、銀行の営業時間内に、破れたお札を封筒に入れて伺いました。

受付の際に、破れたお札を交換してもらいたいことと、電話で問い合わせたことを伝えると、すぐに両替手続きを行ってくれましたよ。

両替手続きの内容は、次の通りです。

  1. お札が一枚に繋がる状態か確認
  2. 「両替依頼書」へ名前・電話番号・金額を記入
  3. 新たなお札と交換して完了

身分証明書の提示や、押印なども必要なく、両替依頼書への簡単な記入のみで交換してもらえました。

ちなみに、手数料も発生していません。

しかし、手続きに必要な持ち物は銀行によって異なる可能性もあるので、まずは電話で相談されることをおすすめします

私がお札を破いてしまった理由は、香典袋にお札を入れた状態で記名を失敗し、破いてしまったからです。

人から預かったお金だったので、忘れないようにと思い先に入れたのですが…大反省しました。

(そもそも失敗したからと言って、破らなくても良かったですよね…)

そんな、破れた理由を尋ねられることもなく、淡々と丁寧に対応してくださいました。

破れたお札は、銀行ならどこでも交換可能なの?

私は、最寄りの地方銀行で破れたお札を交換してもらいましたが、銀行ならどこでも交換してもらえるわけではありません。

対応可能な銀行をまとめました。

  • 日本銀行(財務省所管の銀行の銀行)
  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • 信用金庫

私の場合だと、住んでいる地域が田舎なので、「地方銀行」か「信用金庫」が対応可能な最寄り銀行ということです。

では逆に、対応していない銀行はどこでしょうか。

  • ゆうちょ銀行(郵便局)

郵便局では両替の業務自体を取り扱っておらず、交換してもらえないので覚えておきましょう

交換可能な破損基準と、引き換え金額

交換可能な基準
▲画像:写真AC

調べたところ、破れたお札の交換可能な破損基準は、お札の残っている面積によって異なるそうです

つまり、お札の状態によっては交換できない場合もあるということです。

詳しい交換の基準は次の通り↓

  • 紙幣全体の2/3以上が残っている場合→「額面全額」
  • 紙幣全体の2/5以上2/3未満が残っている場合→「額面の半額」
  • 紙幣全体の2/5未満しか残っていない場合→「交換できない」

引用元:財務省

今回の私のケースでは、お札を真っ二つに破いてしまった為、「全体の2/3以上が残っている」に該当し額面全額交換となったということです。

これが、シュレッターにかけてしまったり、お札を燃やしてしまって全体の2/3以上残っていない場合は手続き自体がスムーズには行われません。

窓口で確認したところ、「損傷券引換依頼書」と共に「鑑定券」として日本銀行に依頼する必要が出てくるので、交換するまでに1週間ほど期間を要するそうです

日本銀行ってどこにあるの?

日本銀行ってどこにあるの?本店・支店
画像:写真AC

日本銀行とは、「銀行の銀行」のことです。

財務省では、破れたお札を交換する際、「お近くの日本銀行の本支店にて交換してください」と案内しています。

確かに損傷が激しかったり、枚数が多い場合などは、民間銀行を通さず、日本銀行で交換した方が期間は短く済みそうです。

しかし、日本銀行は本支店合わせて全国に33カ所しかありません。

日本銀行の本支店
  • 本店・・・東京都中央区日本橋
  • 支店・・・全国に32箇所(北は北海道釧路市から、南は沖縄県那覇市)

※引用元:日本銀行の本支店

気軽に行ける距離ではない場合の方がほとんどなので、民間銀行が窓口になってくれているのはありがたいですね。

さいごに

お札を破いてしまった経験が初めてだったので、気付いた時は本当に焦りました。

最寄りの地方銀行で交換してもらえましたが、申し訳ない気持ちがある中、とても丁寧に対応してくださりありがたかったです。

不注意により起こしてしまった出来事ですが、同じように誤ってお札を破いてしまった方がいましたら、私の体験談が参考になれば幸いです。

その際は、まず最寄りの銀行に電話で相談してみてくださいね。

【昭和の古いお金】を銀行で交換してもらった際の、詳しい手続きはこちら↓

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