【子どもだけで公園遊び】安心安全に遊ぶためのルールと、親がするべき配慮とは?

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【子どもだけで公園遊び】安心安全に遊ぶためのルールと、親がするべき配慮とは?

小学生になると、子ども同士で遊ぶ約束をし、学校から帰宅後や休日に遊んだりするなど、だんだんと子どもだけの世界が広がっていきます。

子どもだけで遊ぶとなると、様々な心配がつきものですが、公園などで安心安全に遊ぶためには、「校外生活のきまり」を守れることが必要不可欠です。

そして、親がするべき配慮として、きまりの再確認、服装、必要な持ち物などに加え、「見極め」が肝心だと感じています。

そこで今回は、わが家の体験談を基に、子どもだけで公園で遊ぶ時のルールと、親がするべき配慮について詳しく紹介していきたいと思います。

タップできる目次

まずは、学校で配布される「校外生活のきまり」を一緒に確認する

校外生活のきまりを確認する
▲学校で配布される「校外生活のきまり」は、必ず確認しましょう

学校外で遊ぶ時の約束は、「校外生活のきまり」として、各学校で一覧にしたプリントが配布されています。

「帰宅時間とか書いてあるプリントなんてあったっけ~?」

みなさん忙しく、そんな声も耳にしますが、、、

この「校外生活のきまり」を守ることが、大きな事故や事件につながる可能性を低くしますので、繰り返し確認するようにしましょう

住んでいる地域によって内容は異なると思いますが、「遊びに出る時」の部分ではこのように書かれています。

  • 家の人が留守のお家に、子どもだけで上がらない。
  • 遊びに出る時は、行き先・誰と遊ぶか・帰宅時刻を伝えてから出かける。
  • 4月~9月は5:30、10月は5:00、11月~1月は4:30、2月~3月は5:00に家に着く
  • 交通ルールを守る。
  • 公園のルールやマナーを守って遊ぶ。
  • 自転車に乗る際のきまりを守る。ヘルメット着用。3年生以上から親の許可を得て乗る。
  • 子どもだけで川や池、ゲームセンターなどへは行かない。
  • 火遊びは絶対にしない。
  • 用事もないのにお店に入らない。
  • 知らない人の誘いに乗らない。危険を感じたら助けを求める。(交番やお店、子どもを守る安心の家など)

はい、、、めちゃくちゃ大事なことばかり書かれています!

帰宅時間に関しては、○時に家に着くには、何時に行き先を出ればよいかまで確認する必要がありますね

学校で出されている「きまり」ということもあり、比較的スムーズに聞き入れてくれますよ。

まずはこの決まりを、繰り返し一緒に確認するところからスタートしてみてください。

保護者の見守りなく、子どもだけで遊び始めたのは何年生から?

子どもだけで公園遊び
▲写真AC:子どもだけで公園で遊ぶのは心配もつきものですが、、、

わが家の場合、2年生後半の時にキッズ携帯持参で、近くの公園や、通学路の範囲内ならOKにしました。

子どもの様子を見ていても、落ち着いて交通ルールを守って歩いている姿や、安心安全に遊ぶ「校外生活のきまり」をしっかり理解していると感じたからです。

しかし、「これが正解!」という年齢は存在しません。

子どもの性格や、自宅周辺の交通事情などによっても異なりますし、各家庭の考え方も大きく異なります。

わが家も、4年生の時に「きまり」を守れない時期があり、帰宅後遊びに行くのを一旦禁止にしたことがあります。(後半で記載します、、、)

みなさんの声を集めてみました。

低学年から解禁にしているご家庭が多い印象ですが、遊びに行くこと自体はOKという前提でしたら、心配であれば迷わず付き添えばいいと思います。

私の周りでは、高学年でもこのようにしているご家庭がありますよ。

  • 親は、少し離れた場所や車の中で時折見守りながら待機
  • 時間になったら公園へ迎えに行く
  • 平日は親が付き添えないので、お休みの日の約束のみOKにしている

私も、子どもの話から公園での遊び方を確認したり、実際に遊ぶ様子を何回も見に行ったことがあります。

参考にしてみてくださいね。

必要な持ち物や、服装

フードの付いた服の危険性
▲写真AC:フードの付いた服は、引っかかって首が絞まる危険性もある

子どもだけで公園などへ遊びに行く際の持ち物をまとめました。

子どもだけで公園などへ行く際の持ち物
  • リュックサック
  • キッズ携帯 or 見守りGPS
  • 水筒(水かお茶)
  • 少しお菓子(飴玉や棒付きの飴は×、夏場は熱中症対策タブレット持参)
  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • ゴミ袋
  • 宿題をする際は宿題
  • 帽子

遠足へ行くときの持ち物とほぼ一緒ですね。

わが家はキッズ携帯を持たせていましたが、連絡が取れる手段があると、待つ側も安心感が違います。

常に身に付けている、ハンカチ・ティッシュを入れる「移動ポケット」に、見守りGPSを入れておくご家庭もいましたよ。

服装に関しては、子どもが危険を回避できないうちは、次のような服装はしない方が確実です。

  • フードの付いた服(引っかかって首が絞まる危険性)
  • スカート(転倒の可能性)
  • 裾が長すぎるズボン(引っかかる)
  • 膝より上のハーフパンツなど(擦りむきやすい)
  • 着脱しにくい服装(体温調節しにくい)

4歳の甥っ子が、低い木から飛び降りた際に、フードが枝を切った切り口に引っかかって首が絞まる現場を目撃したことがあります。

見ていたのですぐに下ろしましたが、フードの付いた服は本当に怖いと感じました。

屋外での遊びに限らず、体を動かして遊ぶ際は、フード付きの服は避けた方が無難かもしれません

子ども同士の遊びの約束、実際にあった困りごと

子ども同士の遊びの約束、実際にあった困りごと
▲対策も併せてご紹介します。

子ども同士の遊びの約束も、低学年の内は話がうまく伝わっていなかったり、唐突過ぎて無理だよーということが何回かありました。

実際に1年生の時にあった困りごとです。

  • 遊ぶ約束をしたと言うが、集合場所や時間を決めていなかった
  • ランドセルを置いたら家に来ると言う約束だったが来ない
  • 近所の子が、帰宅前にうちの庭でまあまあな時間遊んで行く(帰ってくれない、、、)
  • 帰宅前に「ちょっとお店を見たい」と言った子がいたようで、お店の外にランドセルを置いて、入店してしまったことがある

みなさんも同じような経験があるようです。

2年生でもこのようなことが、、、

  • 休日遊ぶ約束をしたが、日にちの勘違いがあったようで、急にお友だちが訪問してきてビックリ!しかも、親同士のLINEの交換ができていなく、連絡が取れない(保護者の連絡先記載は撤廃)

このような困りごとを減らす為にも、次のような対策がおすすめです。

  • 公園へ行って○分待っても、友だちが来ないようなら帰って来るよう伝える
  • 休日などの遊びの約束は「日にち・集合時間・集合場所・行き先・帰宅時間・持ち物」を全員がメモして、親に確認を取る
  • よく遊ぶ子の親とは、LINEの交換をする

ただ、失敗を経験しながら「こうしておけば良かった~」と学んでいくことも大事なので、先回りし過ぎず様子を見てアドバイスすればいいと思います。

「きまり」を守らない!見守る先の、見極めと判断

楽しい時間が、悲しい思い出にならない為に
▲写真AC:楽しい時間が、悲しい思い出にならない為に

「校外生活のきまり」を守らない!

これは実際に娘が4年生の時にあった話です。

いつものように公園へ遊びに行っていましたが、帰宅時間を過ぎる日が数日続きました。

キッズ携帯もマナーモードにしているようで繋がりません。

その都度、「○時に公園を出ないと帰宅時間に間に合わないよ。心配になるから間に合うように帰ってきてね。」と伝えますが改善しませんでした。

なんで時間を過ぎるのか聞いたところ、

小4娘

まだみんなも遊んでいるから。

○○ちゃんちは、遅い時間までいいみたいだから。

「これが、ギャングエイジ(友だち、友だちとの約束が一番大切な時期)か!」と思いました。

娘の話を聞きながら、一瞬「そうだよな、みんなも遊んでいる中、帰るって言い出しにくいとかもあるか~」とも思ってしまいましたが、「でも、時間でちゃんと帰る子もいるでしょ?」と聞くと、「うん、、、」と返事。

数日言い聞かせて様子を見ましたが、帰宅時間を30分も超えた18:00に帰宅した日があったのです。

学校で決められた帰宅時間を守れないのなら、先生に伝える必要があることと、平気で帰宅時間を守ろうとしない今の気持ちのままでは大きな事故や事件につながる心配があることを伝え、一旦公園遊びを禁止にしました。

子どもの安全を守るために、親として「他の家は関係なく、わが家はこうだよ。」と毅然とした態度を示すことも時には必要です。

娘の様子を見て一週間後からまた公園遊びを解禁しましたが、それ以降、帰宅時間を過ぎることはなくなりました。

みなさんもこれから通る道になるかもしれません。

わが家も引き続き、様子を見守っていきたいと思います。

さいごに

子どもだけで遊ぶ約束をして、学校外で遊ぶのってとっても楽しそうですよね。

私自身そのような経験が少なかったので、近くに公園がある環境や、遊ぶお友だちがいることが本当にありがたいな~と感じています。

もうすぐ3年生になる息子は、まだ一度も友だちと遊びに出かけたことがないので、子どもによって様々ですけどね^^

子どもが帰宅後遊ぶ約束をするようになってきたら、まずは、学校で配布される「校外生活のきまり」を親子で確認するところから始めてみてはいかがでしょうか?

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